この本を読もうと思ったのは・・・

読んだ本の感想です。

2018-08-23から1日間の記事一覧

保坂和志『ハレルヤ』新潮社

「与えられた一つのものだけが必然なのではない、出来事は多くの可能性の一つとして偶然である、出来事は全体の一部、立体の一部なのだ。」(「こことよそ」p.115) この本を読みながら私は現在と過去の往還のようなことを考えさせられていました。 表題作「…